もっと知りたい!


1.ウイズ・WIITH「いっしょに
2.視覚障害リハビリテーション
3.ウイズの仕事  物づくりから社会づくり
4.ウイズの夢は

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   1.ウイズ・WIITH「いっしょに」


平成8年4月、浜松市に全国で初めての視覚障害者中心の小規模授産所がオープンしました。

名前はウイズ・WITHで「いっしょに」の意味です。

授産所は法的には
「心身に障害を持つために、一般の就労が困難な人達の働く場であり、また、働く技術や社会性を身につける場」のことです。

合言葉は、「みんなでいっしょに」です。

「いっしょに仕事を、いっしょになんでも挑戦しよう」です。

障害者の為の施設でなく障害を持つ人達といっしょに、が基本的な考え方です。

視覚障害に関する大きな問題はいくつかあります。

まず、障害者の高齢化、そして高齢化に伴う重度化と重複化という問題です。

そしてこの問題は、障害者の親の高齢化にも繋がり、問題を一層深刻にします。

次に人生の途中で障害を受ける中途視覚障害者の受障後の人生の問題、そして、
法律の狭間で行き場のない複数の障害を併せ持つ盲重複障害者の問題等々、障害者福祉制度の枠からはずれた大きな問題が山積しています。

授産所ウイズには、この様な人達が通所し、毎日楽しく作業や訓練を受けています。

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2.視覚障害リハビリテーション


授産所ウイズでは仕事をしたり、技術を身につけ社会へ飛び立つのが本来の姿なのですが、視覚障害(見えない、見えにくい)があると、この場へ通うこと自体ができないのです。

とりわけ中途視覚障害者にとっては、社会生活をする上での第一の壁が、行きたい時に行きたい所にいくということが不自由になることです。

毎年15,000人から20,000人もの人達が中途視覚障害を受けると言われますが、その殆どの人達が家から出ず、出られず、出してもらえずに社会参加の反対の生活を余儀なくされているのです。

そこでウイズを目的の場として、家から出て街を通過して通うことが目標となるのです。

目標を達成する為にウイズでは自宅から、利用する公共交通機関まで、そしてウイズまでの歩行訓練をします。

また視覚障害者にとって教育と文化、情報入手の為に重要な点字の触読やパソコンの取扱いや調理をはじめ種々の「視覚障害者として生きる技術と心」を学ぶことができるのです。

これは浜松市当局のご理解とご協力により「視覚障害者日常生活指導訓練事業」として平成15年より市単独事業として認められ実施することが出きる様になったのです。

ウイズへの通所者以外にも、市内の眼科通院、行政、盲学校から紹介された人達の要望に対してもウイズ職員の歩行訓練士が対応しています。

(平成16年秋より静岡県も同様の事業を実施)

これらの事業を「視覚障害者リハビリテーション」と言い、日本で遅れているリハビリの分野で、特に静岡県は他県に比べて遅れているのです。

ウイズは、障害の為に家に閉じこもる人達に社会へでることを勧めることと共に、社会に対して社会へ出た障害を持つ人達を、自然に受け入れサポートすることを広めています。

各地で開催されている「視覚障害者用ガイドヘルパー養成講座」やボランテイア講座もウイズを通して永年継続している視覚障害リハビリテーション事業です。

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3.ウイズの仕事   物づくりから社会づくり


ウイズには平成19年4月現在14名の盲学校卒業生、中途視覚障害者、盲重複障害者(視覚+知的+肢体等)知的と精神障害の人達、そして5人の職員とボランテイアの方々が毎日明るく楽しくいろいろな作業をしています。13人の仲間達それぞれのできる能力や技術を組み合わせ、作業を進めるのです。

視覚障害者の使う白い杖ー白杖づくりや、広報はままつや名刺、トランプなどの点字印刷、そしてラベンダーのポプリ等の小物づくりと幅広い仕事をやっています。

また近隣の畑をお借りし農作業や竹炭づくりなども楽しくやっています。

その他に市内外の小中学校へ順次出かけ、福祉や障害、点字、盲導犬についての出前授業も大切な仕事です。

これからの世の中を支える子供さん達に触れ合い、他者に気遣いのできる優しい人になってもらい、地域福祉を支える人材となってもらうことも大切な仕事なのです。

以上の様な作業、仕事をすることにより、重度の障害を持つ人達にも自分で汗をかいて収入を得る事ができ、経済的にも社会参加ができるわけです。

またウイズへ通うことにより、多くの仲間に出会い、語り合い、悩み、苦しみを分かち合ったり励ましあったりすることで、自ずからに自信をつけ、自分の生きる方向性や何かを見つけることにより卒業して行く人達もいます。

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4.ウイズの夢は


ウイズは平成19年現在で開所12年目となりました。この12年間でウイズは30人以上の人達に生きる勇気と元気を提供してきました。

小さな浜松市の小さな作業所が30人もの人達に関わることができたのですが、実は、たった30人かもしれません。

それは県内だけでもその10倍・100倍もの行き場のない人や、視覚障害リハビリの存在をも知らず、悶々と日々を過ごしている人、そして人生を諦めてしまう人達が存在しているのです。

ウイズの様に小さな作業所が、視覚障害リハビリの実施できる場として全国各地にできるといいですね。

一人でも多くの視覚障害者が人生に希望を持ち、勇気を持って輝いて生きられる社会づくりに小さなウイズが役立てることがこれからの夢です。

視覚障害リハビリを各地で提供できる人材の育成と同時にその人達の活躍できる場の構築が緊急に必要となるのです。


小さいながらもいっしょうけんめいのウイズに是非一度いらして下さい。
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